メイク好きのアラフォー事務員ますちょこと申します。
今回はプレストパウダー好きには言わずと知れた、エレガンスの「魔法のお粉」と言われている名品のレビューです。
私もあまりにもお気に入りの商品で、どうしても紹介したかったため記事にしました。
「@コスメベストコスメアワード2017~2020のベストパウダー部門」で常に1位〜3位にランキングされています。
その他多くの美容雑誌でもパウダーランキング上位として入賞し続けています。
私もこのパウダーを10年近く毎日使用しています。
期間限定品も含め、全ての色を購入して試しました!
若い頃プレストパウダージプシーが続いていましたが、このお粉にたどり着いてからはず〜っとこれを使用しています。
とても信頼のおける大好きなパウダーです!
ラ プードル オートニュアンスとは
エレガンス ラ プードル オートニュアンス
シルクのような上質な肌触りと透明感を与えるプレストパウダーです。
色とりどりのペールトーンのパウダーが肌にキメ細かさとふんわりとした明るさを与えます。
高ラスティングで、メイクしたてのキレイが長時間続きます。
容量 8.8g
本体価格 11,000円(税込)<専用パフ付き>
レフィル 9,900円(税込)<レフィルにはパフは付いていません>
メーカー アルビオン
ブランド名 エレガンス
香調 フローラルムスキー
色展開 全6色 (仕上がり感セミマット4色、ツヤ2色)
- I エレガント (セミマット)
- II フェミニン (セミマット)
- III ナチュラル (セミマット)
- IV クリア (ツヤ)
- V ゴージャス (ツヤ)
- VI エアリー (セミマット)
写真はⅠのエレガントです。
箱はゴールドで、コンパクトは高級感ある黒のベロア調のソフトケースに入っています。
上品なゴールドのコンパクトがとても美しく、お気に入りです。
このオートニュアンスは日中のお直し用に作られていて、持ち運びができるサイズになっています。
すごく薄くてかさばらないので、ポーチはもちろんポケットに入れて持ち歩いても邪魔になりません。
開けた時の、タイルを敷き詰めたようなパステル色のコントラストも可愛いです。
パウダーをまとった時にふわっと漂うフローラルムスキーの香りも、綺麗な女性から漂うような上品さがあります。
この香りの香水があれば欲しい位です。つけるだけで少しイイ女になった気分になれます。
(普段から化粧品の香料が気になる方や、香りに敏感な方には少しきついと感じる香りかもしれません。)
このコンパクトの存在で、毎日メイクタイムのテンションが上がっています♪
ラ プードルのおすすめポイント
このパウダーの質の良さについて書きたいと思います。
このパウダーはほんとにひと塗りで毛穴や肌の凹凸を目立たなくし、キメ細やかな明るい肌に見せてくれます。
触り心地もサラサラすべすべにしてくれます。
一瞬で肌の印象がすごく変わって、初めて塗った時には驚きました。
汗や皮脂によるメイクの崩れも防いでくれます。
天候や汗のかき具合などで、日によってお昼に少しつけ直す時もありますが、私はリメイクしなくても夕方までいけます。
夕方からお出かけの予定などある時は(私はあまりないですが)、ササっとお粉でおさえるだけで簡単に朝の透明感とつるっとしたお肌がよみがえります。
つけたてはサラサラで、少し時間が経つと皮脂と馴染んでくるような感じがあります。
その時は崩れるというよりは皮脂や水分を味方につけて、自然なツヤ肌を演出してくれているような感じさえします。
マスクをしていてメイクが浮いたり、また付け外しでメイクがよれたりもしにくいです。
とにかく化粧崩れさせない!! 何よりもこの能力に長けています。
化粧崩れのもととなる汗や皮脂に強い、とても撥水効果が高いパウダーです。
よく店舗でこれを証明する実験を見せてくれます。
私も恐る恐るやってみました。
(※この実験は、製品の品質を保つ上ではあまりしない方が良いようです。)
パウダーの上に水滴を垂らしてみます。
水滴がパウダーの上でまん丸いままコロコロと転がり、時間をおいてもにじんでいきません。
ちなみに他のメーカーのパウダーはどうなるんだろう?と疑問に思い、試してみました。
今は使用していないそれぞれ別メーカーのプレストパウダー3個の様子です。
(※ファンデではありません。)
水滴を保っているものもありますが、どれも水を落とした時点でポテっと落ちてとどまりました。
水滴が丸いままコロコロと転がるプードルとは一目瞭然で違いました。
しばらく時間をおくと、にじむものもありました。
下は水滴を取り去った後のプードルです。
何回か水滴を落とし、取り、また落としを繰り返したのですが、水をのせる前との変化は特にありませんでした。
プードルの粉質は、撥水効果が他のものとはケタ違いだとわかりました!
ラ プードル オートニュアンス リクスィーズとの違い
このプードルにはリクスィーズという朝の仕上げ用の大きめサイズがあります。
エレガンス ラ プードル オートニュアンス リクスィーズ
容量 27g
本体価格 ¥16,500(税込)<専用パフ付き>
レフィル ¥14,850(税込)<レフィルにはパフは付いていません>
色展開はコンパクトの方と同じです。
内容量がコンパクトのプードルに比べると3倍ほど多いです。
価格はコンパクトの1.5倍ほどです。
パフが大きく、手早く仕上がります。
保湿効果があり乾燥しにくいのが特徴です。
薄づきですが透明感も出ます。
ただこのリクスィーズとコンパクトの2つは質感に違いがあります。
大きいリクスィーズは朝の仕上げ用で、乾燥しにくい薄づきの質感です。
コンパクトのオートニュアンスの方は、リメイク用に特化したカバー力のある質感になっているようです。
質感の違いをあまり感じない方もいらっしゃるようですが、私は両方使ってみて明確に違いを感じました。
私はコンパクトの仕上がりの方が化粧崩れがしにくく断然好きなので、今は朝の仕上げからそちらしか使っていません。
そこまで化粧崩れが気にならない方や、乾燥しやすい方、薄づきが好みな方は大きいリクスィーズを選ぶのが良いと思います。
コスパはその方が断然お得です。
色展開とそれぞれの特徴
全6色で仕上がり感が2タイプあります。
セミマットタイプが4色、ツヤタイプが2色です。
(出典:エレガンス公式サイト)
- I エレガント (セミマット)
- II フェミニン (セミマット)
- III ナチュラル (セミマット)
- IV クリア (ツヤ)
- V ゴージャス (ツヤ)
- VI エアリー (セミマット)
Ⅰエレガント(セミマット)
上品な明るい仕上がりです。一番人気の色です。
私もここ数年はずっとこの色を使用しています。
透明感・血色感がバランスよく出ます。
ラメのないマットな仕上りです。夕方くすみやすい方、赤みが気になる方、少し明るめに仕上げたい方にオススメです。
どんな肌色の方にも合うと思います。
Ⅱフェミニン(セミマット)
華やかで温かみのある、少しピンクがかった仕上がりです。
Ⅰ同様に透明感が出ますが、もう少しナチュラルだと思います。
ピンク味が強いので、頬の赤みが気になる方には向いていないと思います。
私は頬に赤みが出やすいため、綺麗な色でしたが合いませんでした。
黄ぐすみを解消してくれるのでご年配の方にも人気のようです。
Ⅲナチュラル(セミマット)
ナチュラルで穏やかな仕上がりです。
一番カバー力があり、肌になじむ仕上がりです。
私はこの色がプードルデビューの色で、とても感動した覚えがあります。
赤みをしっかり抑えて凹凸のない肌に見せる効果があります。
白浮きすることはありません。健康的な雰囲気になり、他の色より引き締まって見える効果を感じます。
ただ色白の方には少々暗い印象になるかもしれません。
Ⅳクリア(ツヤ)
光沢があって明るめの、ツヤのある仕上がりです。
シルバーパール入りでラメがほのかにきらめいて綺麗です。一番明るくなります。
夕方のくすみには絶大な効果で、主にお直しに向いています。
ハイライトとしても使えます。
ただ全顔に塗ってしまうと白すぎると思います。
ツヤ仕様なので皮脂やテカリを抑える効果は弱いと思います。
セミマットの品番で仕上げた上に、このツヤのⅣを軽くつけるととても綺麗な仕上がりになります。
Ⅴゴージャス(ツヤ)
ヘルシーでナチュラルなツヤ肌になります。
ゴールドのパール入りで、キラキラとゴージャスな印象になります。
Ⅳ同様にお直しに向いています。
透明感はあまり感じません。
ブラウン系のメイクに合うと思います。Ⅲ同様に少し引き締めて見せるシェーディング効果を感じます。
見た目の色ほど暗くはなりませんが、色白の方には向かないかもしれません。
Ⅵエアリー(セミマット)
ふんわりと優しい血色感が出る色味に仕上がります。
6色の中で一番新しく出た色です。
Ⅰよりはナチュラルな仕上がりでⅢよりは白く透明感があるように感じます。
可愛らしい印象になります。馴染みやすく使いやすい色で、私はⅠの次に好きな品番です。
テカリ防止など化粧崩れを長時間防ぐ効果を感じるのは、断然セミマットタイプです!
つけ方
パフとブラシの違い
パフでつけるのとブラシでつけるのでは仕上がり方が変わってきます。
パフ・・・・すべすべサラサラな仕上がりになります。プレスするようにつけるのがポイントです。
セミマットの品番に向いていると思います。
少ししっかりめにつくので、きっちりとしたメイクに向いています。
ブラシ・・・ふんわりとナチュラルに透明感のある肌に仕上がります。
ツヤの品番はブラシ使いの方が向いていると思います。乾燥しやすい方もブラシがおすすめです。
薄づきになるので塗りすぎを避けることができます。
写真のパフは最初から付属のパフです。
付属のパフはかなり薄く小さいため、他に厚めのパフを使われる方が多いです。
分厚いパフの仕上がりはブラシに似て、ふんわり感が出ます。
ただケースがとても薄いので、少し分厚いパフを入れようとするとコンパクトが閉まらなくなります。
私はパフの仕上がりが大好きなので、最近ブラシは使用していません。
しっかり粉が密着するので、この薄いパフもとても気に入っています。
朝は大きい分厚めのパフで仕上げて、付属のパフをお直し・持ち運び用に使用しています。
テカリが気になるTゾーンはパフを、その他はふんわりとブラシを、という部分によって分ける使い方も良いと思います。
フェイスラインにのせる粉の量は、パフでもブラシでも少なめにした方が白浮き予防になります。
パウダーののせ方
- ファンデーションまで仕上げた後に塗ります。
プードルを取る際は、パフでもブラシでもくるっと回すように取るのがポイントです。
全部の色が均等に取れます。均等に減っていくので、最後まで色が同じ割合を保ち、使いやすいです。 - パフやブラシにとった後はよく揉み込んでから顔にのせます。
(店舗のBAさんがされていました。)
そうすることで、最初に置いたところにボテっとたくさんつくことを防ぎ、色ムラなくつけることができます。 - Tゾーンなどテカりやすい顔の中央部分から塗っていきます。
ほおやフェイスラインは多く塗ると厚塗り感が出てしまうので、量に気をつけて塗ります。
私はつけた後、フェイスラインは首の辺りに向かってぼかすようにしています。
目の下にも塗っておくと、アイラインやマスカラのにじみを防ぐ役割をしてくれます。
このパウダーは基本メイク崩れしませんが、さらに崩れないつけ方(自己流)があります。
夏の暑い日や、湿気の多い日のイベント時などに良いと思います。
まず基礎化粧を整えた上で、このプードルを顔全体に軽めにはたきます。
その後下地・ファンデを塗り、上記①〜③の要領でプードルをつけます。
プードルを2回塗ることになるのでさらに崩れにくいです。
肌への負担を考えると少し乾燥しやすくなる気もするので、保湿は重視して行う必要があります。
気になる点
価格
大好きなパウダーですが、ネックはやはり価格がお高いことでしょうか。
レフィルにしても1つ買うのに約1万円飛んでいきます。
「諭吉パウダー」、「諭吉粉」などとも呼ばれています。
私は今までこのパウダーにウン十万円も使ってきたことになります・・。
それを考えると少し気が遠くなりそうです。
でも他にも諭吉が飛んでいくプレストパウダーはいくつか使ったことがありますが、中には諭吉を返してくださいと思うお粉もありました。
仕上がりの素晴らしさを考えると私はこのパウダー以外考えられないので、諭吉を使う価値があるパウダーだと思っています。
諭吉諭吉とすみません。
ただもう少しお安ければ、同時に色違い持ちできて、日によって色を変えたりできていいな〜と思います。
UVケアはできない
このプードルのお粉にUVケア効果はありません。別に日焼け止めを使う、UV効果のある下地・ファンデなどを使うことが必要です。
UV効果があれば、お直しの度にUVケアできたり、軽いメイクで済ませたい日はこのお粉単体の使用もできると思うのでそこは少し残念なところです。
割れやすさ
このパウダーは落とした時に非常に割れやすいので、落とさないように注意が必要です。
使い始めはそこまで衝撃を与えない限りすぐには割れないのですが、中味が減ってきた時に落とすと割れやすいです。
あとはパウダーが均等に無くならない使い方をした場合は、落とさなくても白い溝の部分に沿って表面が割れてしまうことがあります。
割れても使えますが、取りにくく肌にものせにくくなるので、少し仕上がりにも違いが出てくるように感じます。
まとめ
私は昔からメイクは好きでしたが、朝どんなメイクをしてもお昼前にはテカって、夕方近くになると肌がくすんでいました。
化粧崩れにかなり悩みつつも、自分の肌質の問題だから仕方ないな・・とある程度受け入れていました。
でもこのパウダーを使い始めてから、常につるさらの状態をキープできるようになり、くすみも気にならなくなりました。
お肌が綺麗に見えるようになって、周りからも「メイクが崩れてるの見たことない」とよく言われるようになりました。
(いや、すみません。数人にしか言われてないです・・。)
悩みが1つなくなったことにより、それからはさらにメイクするのが楽しくなって、様々な色や質感のコスメに挑戦するようになりました。
精神的な面でも女性としてレベルアップさせてくれた、まさに「魔法のお粉」だと思っています。
少々お高いのですが、私にとっては無くてはならないパウダーとなっています。
メイク崩れに悩まれている方や、プレストパウダーを探されている方のご参考になればうれしいです。
最後まで読んでくださいまして、どうもありがとうございます。
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